2024/05/17 (Fri)
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2007/10/04 (Thu)
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記憶スケッチ+なんちゃって絵ですが!
ガラパゴスってたしか火山島だったよね…こんな岩場ないよね…とおもいながら…(そこなの?)引用はふとよぎった一節なのであまり意味はないです。麗しの半島を見たくば周りを見わたせ。
というわけでおすすめいただいてたマスター・アンド・コマンダーを見まして たまらず…
いまさら!?というやつです が まさかこんな映画だなんておもってなくてですね… 公開当時CM見て受けたお涙頂戴(+グロ)ものなのかと言う印象は大変な誤解であった、お話も明快ですごく気持ちのいいお話でした。にこにこしながらクレジットをながめてしまった…
長くなりそうなので偏った感想は以下に畳みますね。
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お話はもうご存じの方のほうが多かろうので詳しくは省きますが、ナポレオン戦争時代、フランスと敵対していた頃の英国海軍のお話で、格上の敵船を追う一連のエピソードが軸になっています。一応戦争映画なんだね…(一応、と付けたくなる程度にはほのぼのしている)船上の衣食住見てるだけでも結構たのしいです。
ひさっしぶりにばりばりの英英語にまみれられてしあわせだったりまさか海軍話でいきもの地球紀行がみられるとおもってなかったり、いろいろ予想外のツボ地雷原だったんですがとにかくスティーブン医師にくぎづけでございました…(ホームズとかすきなんだ…興味外のことに頓着しない天才肌(≒変人)…)
軍医で来てるはずなのに戦ごとにはさっぱりだわ、親友で船長の思い入れたっぷりな船をおいぼれ呼ばわりだわ、滞在予定だったガラパゴスに寄れなくてアンニュイになってみたりそれをひとまわりもふたまわりも年若の士官にはげまされてしまっていたり、もう…もう…(しかしこのブレイクニー氏、だいすきなんですができすぎた子でこわい)
船をあげての乱戦中に彼も借り出されるシーンがあったんですが、おじょーーーひんな剣捌きで応戦してらしたので
そういえばこの手の映画に必須であろうロマンスだのの類がさっぱりなかったんですが、
ガラパゴス諸島のエピソードがどうがんばっても新婚旅行ていうかなんていうか羽休めすぎてひと夏のバケーションに見えて仕方がない…まぶしい…
というあほな感想はさておき、有識のひとの未知を求める切実さや未練てのは憧れも混じりつつ個人的になんともせつなくなる…のですきな一幕です。あと画面がいちいちうつくしくて感動…
海洋モノってそういえばはじめてだったんですが、シリーズものの原作つきっていうのはやっぱりキャラが立っていてつよいなあと思いました。お話もうまいこと落ちててよかった!
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